2012年3月14日水曜日

ロルフィングの感想(第十回)

ロルフィングの最終回について書くのを忘れていた……。
せっかくなので、全部載せておこう!


第十回目

前回のセッションの後は、体のどこにも違和感がなかった。それで、この最終セッションは必要なのかなと思っていたけど、なかなかどうして、面白かった。

調整はやっぱり足から始まる。今回、はじめて「足の指」や「手のひら」などもワークした。たとえば、手のひらに四角い、固いスポンジのようなものを当てて指を休ませたり、親指とその他の指の間を離したり。ひと通り終わると、置き方にこだわるように、そうっと手を下ろしていたのが印象的だった。

「右の鎖骨が肋骨の上に乗って休んでいるのを感じるように……」という表現も、新鮮だったな。


第七回目のように、顔の筋肉にも触れた。鼻のまわりをぐーっと触って、ひと通り終わった後……何ていうか、「顔が単純な部品でできている」ような感覚になった。つまり、前はもっと複雑な部品が組み合わさっていたのが、各部品の向きが整えられて、整合性のある状態になったような。ものすごくというわけではないが、鼻の呼吸も楽になった。

あごやのど、首の付け根の頭蓋骨を乗せているあたりも、かなりぎゅっぎゅっと触っていた。

あとは、ロルフィングのメインテーマ(?)の背骨。横になって体を少しひねるようにして、背骨の一つ一つの骨をコロコロコロ……と上から順にゆっくりベッドに接地させていく動きが、面白かった。

ベッドに腰かけて、前回と同じように、左右に身体をひねるような動きをする。お腹の周りに「筋肉の壁」があるのを意識してください、と言われた(ああっ、確かに! 私は腹筋が無いのでそこらへんがゆるみがち……!) それと、「胸の真ん中に目があったとしたら、それが視線を落とさないように」というアドバイスもなるほど、と思った。確かに姿勢が悪くなると「胸の真ん中の目」は視線を落とすだろう。

立ち上がって歩くと、またいくつかアドバイス。
  • お腹の周りに壁があるように、その壁で骨盤を少し上に持ち上げるように、意識すること。
  • 頭蓋骨が、首の骨の前の方に乗っかりがちなので、少し後ろに重心をずらすこと。あごは首の骨とは関係なくぶら下がっているので、むりに緊張させる必要はない。
  • (これは前回も言われたが、)頭は後部斜め上方に反発する(軽く釣られているというか、引っ張られているというか)力を意識すること。

最後にいくつか質問をする。

どうしてあれほど軽く触っただけで骨や筋肉の「感じ」が変わるんですかね? と聞くと、筋膜についてちょっと説明してくれたけどよく分からなくて、それより、「意図を持って触れるかどうかでも違いますね」とさらりと言っていたのをおぼえている。

ロルフィングの効果はどれくらい保つんでしょうか? という質問には、その人の持っている癖にもよるが、かなりもつと。

私の場合、ひょっとして、あまりもたないんじゃないじゃないかと思うのは、背中のライン。八回目のセッションくらいからずっと背骨を直されていて、つまり、横になったときにいい具合に背中が床にぴったり接地するようにね。
毎回、セッション後の写真を見ると、すっと背中が伸びていてきれいなんだけど、一週間経つと少し戻ってしまうような……「三~歩進んで~二歩戻る~」という気がしていた。これが癖というものか。

一方で、ロルフィングをやってよかったこと、少なくとも三ヶ月後の今はしっかり持続していることは次のとおり。この効果は大きい。

1.まずは、第二回のセッションで直してもらった、脚の具合。「歩く」という何気ない、しかし毎日必ずやる動作が楽しくなったのが嬉しい。寒い季節で、ハイキングや登山は行っていないから、下り坂でいつものように左膝が痛くなるかどうかは、まだ分からないが。

2.呼吸がよく入るようになった。以前は、深呼吸してもみぞおちが絞めつけられているような感じが残っていたが、それがほとんどなくなった(すごく疲れたときは別)。これまで呼吸のときにほとんど意識していなかった、お腹、胸の前面、肩の下あたり、背中などに息が入って、ふくらんだり、凹んだりするのが新鮮な感じ。

こういった、根本的な変化は、マッサージなどを何回やっても絶対に得られない。

以上、あくまで私の場合に限ったことで、世の中には、それぞれのセッションでもっと劇的な変化を経験する人もいれば、全体を通して目立った効果が感じられなかった、という人もいるのかもしれない。他にもロルフィングをやったことがある人がいたら、感想を聞いてみたい。


これらの記事で、少しでもロルフィングやボディワークに興味を持ってくれた人がいたら嬉しいです。おしまい。

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