横浜美術館の感想(スーパーフラット・コレクション展)
ええ、横浜ミネラル・ザ・ワールド(2016春)、行ってきました。
開場少し前に到着で、500円チケットをゲット!
このチケット、何か買いたい、という気になります。上手いです。
とはいえ、予算がほぼないので、いまいち気が入りませんでした。
欲しいものは良いものなので、とにかく高い。まったく手が出ない。
内モンゴル産のピンク色の水晶や、私が探しているのに近い立方体の蛍石(外側カラーレス+内側青紫、ただ表面のクオリティが……)、エチオピアオパールなどを迷った末に、結局いつものお店で、国産の紫に落ち着きました。
ほっとする、やさしいラベンダー色。
とげとげのキャンドルみたいな形も可愛い。
この産地はこういう形が多いようです。
小さいものが好きなので、こういうちょこっと買いはこれからもやめられなそうです。
追記)オークションエリアを見てくるの忘れた!
あっちは行けないのかと思っていた……それに休憩するほど長居もしなかったので。
村上隆スーパーフラット・コレクション展
2016年1月30日(土)~4月3日(日)
まあね、奈良作品を見に行ったんですが。
でも、それだけじゃなかったというか、興奮して美術館を出てきましたよ。
一言でいえば、ごちゃっとしていて変な展覧会でしたが(素人目線ですみません)、
ひとりの人間が「芸術とは何か」を考え、自分の審美眼を信じ、私財を投じて集めたコレクションのなかを歩き回るのは、刺激がありました。
あと、「芸術の価値は何で決まるのか」「なぜ古いものが高くなるのか」「なぜ芸術を鑑賞することが良いとされるのか」など、確かに! なんでだろうw
それにしても、本当にいろんなものあった。
掛け軸から現代アートまで。
クラリスのフィギュアもあったもんね……。
エスカレーターを上がるとさっそくの奈良美智作品。
これを撮りたかったよ~。
ウォンバットのぬいぐるみ、かわいいよ。
このエントランス空間には、ずっと音楽がかかっていて、これが選曲。
黒いソファに座ってずっとだらだらしていたい感じ。
古い美術品もあります。後半の物量が多いので、印象がかすんでますが。
縄文時代の壺も、当時の人のアート。
北大路魯山人の陶器。
(ナマズ形の食器、日月模様のお椀セット、かっこよかったなぁー^^)
掛け軸は白隠さんが多かったけど、私は仙厓義梵が好き。リンク先はGoogle画像検索。
この展覧会は、個別の作品ではなく展示風景なら、写真撮影OKです。すばらしい!
(入り口の奈良さん作品は、美術館の人に聞いたので大丈夫です)
右奥のにゃんこたちは写真ではなく、緻密に描かれた、吉村大星さんという方の作品。
う~ん、可愛い。
あと、鏡に映った少女の絵、谷口真人さんという方の作品も、とても可憐だった。実物を見るととくに。
キム・ジョンギさん、描き込み量というか、筆のニュアンスというか、何かすごい。
新しい北斎漫画みたい。
鑑定書のついた、くすんだピンク色の真珠は大豆くらいの大きさなのですが、来歴が面白い。
そういえば、強盗に大金を盗まれた古い金庫、という来歴の展示品もあった。
入り口に戻って、キーファー「メルカバ」、飛行機の残骸のようなオブジェ。
不思議な静謐さがあって惹きつけられます。
今回、個別の作品でかなりぐっときたのは、クララ・クリスタローヴァさんの「犬と、眠る」と「とても暗い鹿」でした。
この鹿の、ちょっと体のバランスを崩して立ってるところとか、無性にたまらん。
女の子像の隣に置いてあるのもいい。
(左の作家の方、名前をメモするの忘れた)
もし自分で所有できるなら、「犬と、眠る」!
上の写真のどこかに映っている~。
ただ、画像検索するとクララさん、かなり不気味な作品が多い気がする。
「犬と、眠る」、「とても暗い鹿」を選んだ村上隆氏は、やっぱり目利きだと思いました。^^
詳しい人は他にもいろいろ注目する点があるのかもしれませんが、私が好きだなと思った作家さんはこんなところ。
もうね、作品が多すぎて、最後のほうはじっくり見るのに、疲れを感じるくらいでした。
ホールのこれもすごい迫力でした。
この圧倒的な質感。ミヒャエル・エンデの世界に出てきそう。
後ろのニコッとしたやつも、近づくと微妙にコワイ。
「村上隆氏の脳内空間」を表現した部屋があって、ものすごくごちゃごちゃしてたのですが、私の脳内空間はどんなふうになってるのかなー、とも考えました。
とりあえず、あんなにたくさんの狛犬はいない……。
水晶と、ガジェット(SF的なもの含む。量子コンピュータとか)、日本の寺社仏閣、自然、スピリチュアリティ(アボリジニーなど世界の先住民、抽象的なアートなど)……。
ランキング♪
開場少し前に到着で、500円チケットをゲット!
このチケット、何か買いたい、という気になります。上手いです。
とはいえ、予算がほぼないので、いまいち気が入りませんでした。
欲しいものは良いものなので、とにかく高い。まったく手が出ない。
内モンゴル産のピンク色の水晶や、私が探しているのに近い立方体の蛍石(外側カラーレス+内側青紫、ただ表面のクオリティが……)、エチオピアオパールなどを迷った末に、結局いつものお店で、国産の紫に落ち着きました。
ほっとする、やさしいラベンダー色。
とげとげのキャンドルみたいな形も可愛い。
この産地はこういう形が多いようです。
小さいものが好きなので、こういうちょこっと買いはこれからもやめられなそうです。
追記)オークションエリアを見てくるの忘れた!
あっちは行けないのかと思っていた……それに休憩するほど長居もしなかったので。
今日のお目当ては、どちらかというと、みなとみらいの横浜美術館。
2016年1月30日(土)~4月3日(日)
まあね、奈良作品を見に行ったんですが。
でも、それだけじゃなかったというか、興奮して美術館を出てきましたよ。
一言でいえば、ごちゃっとしていて変な展覧会でしたが(素人目線ですみません)、
ひとりの人間が「芸術とは何か」を考え、自分の審美眼を信じ、私財を投じて集めたコレクションのなかを歩き回るのは、刺激がありました。
あと、「芸術の価値は何で決まるのか」「なぜ古いものが高くなるのか」「なぜ芸術を鑑賞することが良いとされるのか」など、確かに! なんでだろうw
それにしても、本当にいろんなものあった。
掛け軸から現代アートまで。
クラリスのフィギュアもあったもんね……。
エスカレーターを上がるとさっそくの奈良美智作品。
これを撮りたかったよ~。
ウォンバットのぬいぐるみ、かわいいよ。
このエントランス空間には、ずっと音楽がかかっていて、これが選曲。
黒いソファに座ってずっとだらだらしていたい感じ。
古い美術品もあります。後半の物量が多いので、印象がかすんでますが。
縄文時代の壺も、当時の人のアート。
北大路魯山人の陶器。
(ナマズ形の食器、日月模様のお椀セット、かっこよかったなぁー^^)
掛け軸は白隠さんが多かったけど、私は仙厓義梵が好き。リンク先はGoogle画像検索。
この展覧会は、個別の作品ではなく展示風景なら、写真撮影OKです。すばらしい!
(入り口の奈良さん作品は、美術館の人に聞いたので大丈夫です)
右奥のにゃんこたちは写真ではなく、緻密に描かれた、吉村大星さんという方の作品。
う~ん、可愛い。
あと、鏡に映った少女の絵、谷口真人さんという方の作品も、とても可憐だった。実物を見るととくに。
キム・ジョンギさん、描き込み量というか、筆のニュアンスというか、何かすごい。
新しい北斎漫画みたい。
鑑定書のついた、くすんだピンク色の真珠は大豆くらいの大きさなのですが、来歴が面白い。
そういえば、強盗に大金を盗まれた古い金庫、という来歴の展示品もあった。
入り口に戻って、キーファー「メルカバ」、飛行機の残骸のようなオブジェ。
不思議な静謐さがあって惹きつけられます。
今回、個別の作品でかなりぐっときたのは、クララ・クリスタローヴァさんの「犬と、眠る」と「とても暗い鹿」でした。
この鹿の、ちょっと体のバランスを崩して立ってるところとか、無性にたまらん。
女の子像の隣に置いてあるのもいい。
(左の作家の方、名前をメモするの忘れた)
もし自分で所有できるなら、「犬と、眠る」!
上の写真のどこかに映っている~。
ただ、画像検索するとクララさん、かなり不気味な作品が多い気がする。
「犬と、眠る」、「とても暗い鹿」を選んだ村上隆氏は、やっぱり目利きだと思いました。^^
詳しい人は他にもいろいろ注目する点があるのかもしれませんが、私が好きだなと思った作家さんはこんなところ。
もうね、作品が多すぎて、最後のほうはじっくり見るのに、疲れを感じるくらいでした。
ホールのこれもすごい迫力でした。
この圧倒的な質感。ミヒャエル・エンデの世界に出てきそう。
後ろのニコッとしたやつも、近づくと微妙にコワイ。
「村上隆氏の脳内空間」を表現した部屋があって、ものすごくごちゃごちゃしてたのですが、私の脳内空間はどんなふうになってるのかなー、とも考えました。
とりあえず、あんなにたくさんの狛犬はいない……。
水晶と、ガジェット(SF的なもの含む。量子コンピュータとか)、日本の寺社仏閣、自然、スピリチュアリティ(アボリジニーなど世界の先住民、抽象的なアートなど)……。
ランキング♪
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