2017年3月26日日曜日

明晰夢の見かた

日曜の朝、面白い夢を見たので、二度寝したら、夢の続きを見ることができました……続きも面白かった(^-^)/

だいぶ前の号ですが、日経サイエンス『意識と感覚の脳科学』に、「明晰夢を見るには」(p.88-89)というページがあったので、メモしておきます。

明晰夢というのは、「これは夢である」と自覚しながら見る夢のことで、程度はありますが、夢の内容をコントロールすることができます。
脳波の状態も、通常の夢を見ている状態(レム睡眠時)とは、異なっているそうです。※1


自由に夢を見るには?

・毎日何度も「自分はいま目覚めているのか」と問いかける。
・「現実性の確認」の手段として、鏡をのぞき込んだり、短い文章を繰り返し読むことを頻繁に行う。

→夢の中では自分の姿は変わり、書かれた文字を読むことは極めて難しい。このような習慣が深く染みつき、睡眠時にも持ち込めるようになると、自分がいま夢を見ていることに気づく可能性が高まる。

・夢日記をベッドの横に置き、起きたらすぐ書き込む。
→これは一般的に夢を意識する作用を強める。※夢を見ないという人はここから。

・寝る前に自分が経験したいことを詳しく、集中的に空想する。寝る直前にあるアイデアについてじっくり考えることによって、それに関する夢を見る確率が高まることが研究によって分かっている。(上掲書p.88-89より)


明晰夢は悪夢障害や不安の解消に役立つと言われていますが、そうだろうな、と思います。
スピリチュアルな情報でも同じようなことが言われてますけど。
夢の中で安全に「現実の予行演習」ができるということですね。

私には、無意識イコール、夜のあいだに頭のなかの小人がパン種をこねている、という村上春樹的イメージがありまして。パンだねの材料は、昼間取り込んだ雑多な情報。そして、その一部が夢になって意識に上がってくる。その夢を自由に変えることができるようになると、現実にも影響を与えられるようになるんじゃないか、と。

たとえば、親といると必ず同じ感情的なモードになってしまうという人がいたら、夢の中に親を登場させて、違うやり方はないのかと試行錯誤してみる。そうしているうちに気づくことがあるかもしれないし、ひょっとすると夢の中で親を殺してしまったりするかもしれないけど(たぶんスッキリするでしょうね!)夢の中だから安全。


そういうわけで私も、明晰夢を見られるようになったら面白いな、と思うのですが、なかなかそうはなりません~。
それでも二、三回はありますが。
あと「夢である」と気づかなくても、なぜか物理法則を気にしていなかったり、「ここは意識次第でどうにでもなる」という感覚を夢の中で持っていることはあります。

夢の中で「夢である」と気づく瞬間は、なかなか面白いです。

私の場合は、冬枯れの枝を見ていたら、それがありえないほど美しく、ふいに「これが現実であるはずがない」とひらめいたり。
利用客がいっぱいいる公立図書館で、急にベルが鳴り出して、それがうるさくて耳に手を当てて目を閉じる、そして、目を開けると、周囲に何十人もいた人間が一人もいなくなっている!! 「こんなことが現実に起こるはずがない。ここは図書館そっくりに見えるけど、夢の中なんだ」と気づいたり。

ただ、「夢である」と気づくと比較的すぐ目が覚めてしまうんです。w
自分でパン種をこねる(夢をコントロールする)くらい、しっかりした明晰夢を見てみたいなぁ。




表紙ちょっとこわい。

※1

明晰夢を見ているときの脳の活動は、通常の夢を見ているときと比べて「意識が覚醒している状態」に近いらしい。ここに載っている研究によれば、周波数40ヘルツ近辺の脳波(ガンマ波)が、主として額の裏側にある前頭葉で強まる。この周波数は、特定のことに思考を集中しているときに発生することが多い。

一方で、頭頂葉と側頭葉はレム睡眠時のような活動パターンを示す。

また、明晰夢では脳活動のコヒーレンス(脳波の位相が揃うこと)が、通常のレム睡眠時にくらべて、低下しない。これは、パーティですべての客が一斉に話をしている状況(=レム睡眠)と、客同士が会話をする(背景の雑音が少なくなる)状況(=明晰夢)に例えられている。



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