枕草子9Pまんが
六条院の3Dのファイルをいただきました。その1 の続きです。
枕草子まんがを全部上げておきます。(最近、鉱物の記事じゃなくてすみません)
こういうものは前から作ってみたかったのですが、背景の作成は3Dモデルがなければ絶対に不可能でした。もっとも、あのような精緻な3Dをいただきながら、白黒のまんが背景などに使ってしまっていいのだろうかとも思いますが(好きにお使いくださいとは言ってくださったものの、……感謝です)。本当はもちろんフルカラー、フル3DCGでやりたいのですが、それはまだ夢、夢です。とりあえず、屋根の小屋組も詳しく教えていただいたことだし、自分の3Dモデルも作ってみなければ!
もう一度、こたろうさんのブログにリンクさせていただきます。
ic-SD ~六条院~(http://ic-sd.blogspot.jp/)
それと、Special Thanksを2ページ目に入れました。
枕草子のエピソードは、「殿などのおはしまさで後」です。
「定子の死について」で少し書きましたが(と思ったらほとんど書いてなかった)、定子が落ちぶれたすぐ後の話。
清少納言は、このとき、(定子の兄たちを陥れた)藤原道長方と仲が良かったということで、同僚たちからいじめられて、実家にひきこもってるんですね。
ちなみに、まんがはペン入れはしていません。
なので、3Dの背景があれだけ綺麗なのに、人物は落書きです(涙)
それと、同じ顔を描くって難しいんですね! というか同じ顔は描けませんでした……全員別人。
というわけで、あくまで、「ラフ」「練習」として見ていただければと思います。
後で恥ずかしくなったり、将来フル3Dで作ることができたら、この記事は削除するかも(汗)
今回、いくつかの『枕草子』を読み比べたんですが、書籍によって細かい部分の解釈がずいぶん違いました。
たとえば、「下行く水」の解釈が、定子「おまえは、口に出さずとも、わたしのことを思ってくれているのね」と、定子「わたしは、口に出さずとも、おまえのことを思っているのよ」と、両方あったりします。今回は両方採用にしましたが(両想い♡) 右中将が中宮のところに行ったあと、「いみじうものこそあはれ」という訳も、複数あって……。
今回、あまり難しいことは考えず、まんが的にしっくりくる訳を勝手に作ってしまいました。
と、いろいろ言い訳を書いてから、画像を貼っておきます。
9枚+古文バージョン3枚なので、かなり縦に長いです。
古文バージョン(3枚のみ)
需要あるのか……?
現代語とは正確には対応していません。
一応全ページ、それなりに、古文と対応するように作ってあります。
クリックで画像拡大。
追記)2枚増えました!
参考文献
・新潮日本古典集成 『枕草子』
・小学館日本古典文学全集 『枕草子』
・『源氏物語の時代』(山本潤子、朝日新聞社) ←おススメ!
・『枕草子』(大場みな子、講談社)
・人物叢書『清少納言』
利用した素材
・『平安文様素材CD-ROM』 だいぶ前に買ってあったもの
・『Photoshop Elements漫画テクニック』 ガイド付き原稿用紙など
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枕草子まんがを全部上げておきます。(最近、鉱物の記事じゃなくてすみません)
こういうものは前から作ってみたかったのですが、背景の作成は3Dモデルがなければ絶対に不可能でした。もっとも、あのような精緻な3Dをいただきながら、白黒のまんが背景などに使ってしまっていいのだろうかとも思いますが(好きにお使いくださいとは言ってくださったものの、……感謝です)。本当はもちろんフルカラー、フル3DCGでやりたいのですが、それはまだ夢、夢です。とりあえず、屋根の小屋組も詳しく教えていただいたことだし、自分の3Dモデルも作ってみなければ!
もう一度、こたろうさんのブログにリンクさせていただきます。
ic-SD ~六条院~(http://ic-sd.blogspot.jp/)
それと、Special Thanksを2ページ目に入れました。
枕草子のエピソードは、「殿などのおはしまさで後」です。
「定子の死について」で少し書きましたが(と思ったらほとんど書いてなかった)、定子が落ちぶれたすぐ後の話。
清少納言は、このとき、(定子の兄たちを陥れた)藤原道長方と仲が良かったということで、同僚たちからいじめられて、実家にひきこもってるんですね。
いわゆるニートの図
(でも、この期間に「枕草子」の初稿が執筆されたのだ!)
ちなみに、まんがはペン入れはしていません。
なので、3Dの背景があれだけ綺麗なのに、人物は落書きです(涙)
それと、同じ顔を描くって難しいんですね! というか同じ顔は描けませんでした……全員別人。
というわけで、あくまで、「ラフ」「練習」として見ていただければと思います。
後で恥ずかしくなったり、将来フル3Dで作ることができたら、この記事は削除するかも(汗)
個人的にわりとうまくいったと思ってるのは8ページ目♪
今回、いくつかの『枕草子』を読み比べたんですが、書籍によって細かい部分の解釈がずいぶん違いました。
たとえば、「下行く水」の解釈が、定子「おまえは、口に出さずとも、わたしのことを思ってくれているのね」と、定子「わたしは、口に出さずとも、おまえのことを思っているのよ」と、両方あったりします。今回は両方採用にしましたが(両想い♡) 右中将が中宮のところに行ったあと、「いみじうものこそあはれ」という訳も、複数あって……。
今回、あまり難しいことは考えず、まんが的にしっくりくる訳を勝手に作ってしまいました。
と、いろいろ言い訳を書いてから、画像を貼っておきます。
9枚+古文バージョン3枚なので、かなり縦に長いです。
説明を追加 |
古文バージョン(3枚のみ)
需要あるのか……?
現代語とは正確には対応していません。
一応全ページ、それなりに、古文と対応するように作ってあります。
クリックで画像拡大。
追記)2枚増えました!
参考文献
・新潮日本古典集成 『枕草子』
・小学館日本古典文学全集 『枕草子』
・『源氏物語の時代』(山本潤子、朝日新聞社) ←おススメ!
・『枕草子』(大場みな子、講談社)
・人物叢書『清少納言』
利用した素材
・『平安文様素材CD-ROM』 だいぶ前に買ってあったもの
・『Photoshop Elements漫画テクニック』 ガイド付き原稿用紙など
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返信削除こたろうさん
返信削除コメントありがとうございます! 美しいモデリングの3Dをこんなふうに使わせていただいてしまい・・・(_ _)。デジタルとアナログの融合・・・融合するほど絵がうまくないのがかなしいです(汗) それにしても、SketchUpも鉛筆画風やペン画風にできるのですね。知らないことばかりです。今はこれをアップしたので、ウォークスルーというものを一度やってみようと思っています(^^) もちろん自分のモデルの作成もですね・・・。
「水晶の村」?? 興味深いですね!
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返信削除拝見しましたよ!
返信削除日本にかぎらず先進国の普通の家は四角が基本ですが、
円型や六角形、八角形、十二角形、たまご、ドーム状などの家がもっとたくさんあれば、
面白いのになあと思うことがあります。
(実際は、効率などの点から難しいのでしょうが・・・)
「4~6m道路に接する」がリアルですね・・・
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返信削除さっそくご紹介ありがとうございます。ブログ拝読しました。
返信削除なるほど、四角は人間の発明して採用したデザインなんですね。
鉱物にも、四角柱や正六面体、いくつかありますが、他の形のほうが多いので、人間の家やビルはなぜ全部四角ベースなんだろうと思っていました(まあ、曲面のビルもありますが)。
はい、また伺います~~!