2016年9月15日木曜日

本当にコンクリートポンプ車が危機を救ってくれたんだなぁ、と

最後のIMAXで三回目の『シン・ゴジラ』を見てしまいました。
三回目を迷っていたとき読んでしまって、つい予約ボタンを押してしまったのが、こちらの記事です↓

「官邸や自分に不利なことも正直に話す」 寺田学・元首相補佐官が語る東日本大震災の15日間【8/8】


原文は、2013年にご本人のブログに掲載されたもの。
私はハフィントンポストに転載されて初めて知りました。
3.11のとき首相補佐官だった寺田氏が経験したことを、ブログの文章らしく、ざっくばらんに語ってくれています。

これが! 『シン・ゴジラ』を見てから読むとさらに面白い!
もちろん、映画のほうが現実を取材して作っているわけですが、それにしても情景が目の前に浮かぶようでした。ちなみに首相補佐官というのは、映画でいうと赤坂さんのポストですかね。

上記のリンクは最終回に貼ってありますが、本当にコンクリートポンプ車があの危機を救ってくれたんだなぁ、とあらためて思ったんです(意味が分からない人は早く『シン・ゴジラ』見に行ってくださいね)。とりあえずそれだけ紹介したくて。

他にも【1/8】から順番に読んでいくと、おおっとなりますよ。

・「4チャン見て下さい!!!!」(3月12日の福島原発一号機の爆発を官邸はテレビで知った)
・スーパーピューマ(映画ではアクアライン事故のとき出てきた)
・「西日本の土地が高騰して……」という想像
・東電が「撤退したい」と言い出したとき。もっと酷い事態になって、現場の人間が逃亡を始めたらどうするのか、国が一体どういう権限で「民間企業の人間に決死の作業の続行を強いることができるのか」ということを悩む場面は、映画の最後の演説を思い出しましたね。
・食事がカップ麺ばかりだった。いろんな人のさしいれが嬉しかった。など、映画、よく取り入れてるなーーと。

まだ『シン・ゴジラ』見ていない人のためには、これを貼っておきますね。


以下は、もう見た人向けの三回目の感想です。






























少し時間をあけて見たせいか、また違う感じがして面白かったです。
あらためて、前半と後半は違う映画みたいだなーと思いました。

もちろん、前半の会議シーンも自衛隊も、後半のヤシオリ作戦と無人在来線爆弾も私は大好きですが、それでも一番心に残っているのは、中盤のあのシーン! もう何度、脳内リプレイしたか分かりませんよ……好きなシーン、というと語弊があるでしょうが、この映画で一番迫力がある場面であることは間違いないですから。


この感想が、すごく上手いと思う!

前半と後半を繋ぐ、あるいは切り離すためにある、徹底的な破壊。非常に厳粛なシーンです。後半のようなパフォーマンスを日本が見せるために、私たちが変わるために、「これほどの痛みが必要なのか(この映画はそう言っているのか)……」という、深い、感慨がありました。

『シン・ゴジラ』は、震災の被災地の方の感想として、「東京ざまあみろ」というものがあるのですが、私はその気持ち、何だか分かるのです。

結局、3.11では東京はほとんど痛みを被っていないですからね。東京(駅)に原子炉はないですし。福島あるいは沖縄が被っているような痛みを、首都圏の自分は本当に想像できているのか、ということを考えたシーンで映画でした。



ちなみに、余韻が残っているうちに、またいろいろな感想を拾い読みするのですが、まだまだ「えっ、それ、気づかなかった」という点が結構あって、どれだけ情報量の多い映画なんだと思いました。
赤坂先生がウトウトしてる? シーンがあるの? 気づかなかったよ~!

今回、これまで気にしていなかった登場人物に目が行きました。一、二回目はゴジラと矢口と自衛隊と巨災対しか見てなかったもので。
里見さん、すごくいい味出してたんだぁ~(^^) と、今ごろ気がつきました。
意外と世間の好感度も高そうです。ちょっと古いけど、小渕首相みたいなタイプじゃない?

赤坂先生は、前半、「忠告はしたぞ」だの「うぬぼれるな」だの、矢口の生意気にかなりカチンときている感じなのに、後半は総理の後ろからそっとささやいて援護に回り、最後の最後では一人称が「俺」になってるんですねw
解散総選挙の情報をくれたのは、「今から選挙の準備しとけよ。一緒に入閣するんだからな」ってことですよねw もう赤坂先生ったら。

矢口さんは現実にいたらかなりクレイジーなタイプの政治家ですが、「政界は敵か味方かしかない」と言っているから(その発言も「若いな~」と思うけど。あっでも39歳w)、赤坂さんはたぶん「敵」で、でも最後にそんなに簡単に割り切れないような、奇妙な表情をしていました。
「矢口の成長物語」ってパンフかどこかに書いてあったけど、確かに。

カヨコは、初登場時の生意気ぶりを考えると、「あたしが大統領のとき……理想的なビジョンだから//」と、最後に照れ隠しのように付け足すのが、すっごく可愛く感じました。ツンデレ!
それに対して「理想的なATMだろ」と返す冷たさもよかったですよね。うん。



Who Will Knowの歌詞って悲しい。



三回目のとき、隣の人が突然激しく泣き出したので、びっくりしたのですが、歌詞の日本語訳(検索すると出てくる)を知ると確かに涙が出ちゃうかも。ゴジラ……。

まああのとき亡くなった人々も悲しかっただろうけどね!
(あれだけ燃えたら、酸素がなくなって地下にいてもだめだったと思う)

ってかこれ、合唱コンクールで歌うクラス出てくるでしょ。



「Twitterでは、蒲田君はかわいいってことになってる」と、二回目一緒に見た旦那に言ったら、
「どこが!? あれのどこがかわいいの?!」
と、本気で驚いていた。

私が好きなハッシュタグは、
#細かすぎて伝わらないシン・ゴジラの好きなところ選手権
#平和なシン・ゴジラ
あたりかな。とくに前者はもう一度見に行きたくなってしまう怖ーいタグです。



以上、最後グダグダな感想ですみません。あとは、円盤かな。発生可能上映会の様子も収録されるらしいですし。ジ・アート・オブ・シンゴジラも高いけど読みたい。

おしまい。


2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    石についてもコメントしたいと思いつつ、敷居が高くて自粛しておりました。
    でも!
    我慢できない。
    本当に良かったですよね、シンゴジラ。
    私もいまだ上記のハッシュタグまとめなどつい見てしまいます。
    公式本も石の値段を思えば全く気にならない値段に思えて予約しました。
    今週末、我慢できずに2回目行ってきます。
    IMAXには実はちゃんと対応していない、台詞が聞き取りにくいなどという噂を聞きましたが、あの映像を見るには価値があるでしょうか。

    蒲田君、可愛いです!娘は怖くて見られない(生理的にダメ)といいますが、最初は引きましたけど癖になります(ええっと;;)

    人間にとっては存在だけでも充分「害」であることは承知していますが、やっぱりちょっと・・・哀れな気持ちになるゴジラ。
    攻撃されるまではただ歩いていただけで。体温調節兼ねて「吐き出した」わけで。
    ええ、当然ですが人間側の被害も尋常ではないのですよね。
    公人たちも実に魅力的。いろいろいろいろ考えだすと止まらない。一日中妄想できてしまいます。
    すみません、書き出したら止まりそうにない。
    このあたりで失礼します<(_ _;)>

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  2. 朋子さん

    おはようございます、
    コメントありがとうございます!
    シン・ゴジラに反応してくださって、
    本当に嬉しいです(≧∇≦)
    良かったですよね〜。
    複雑な、情報量のすごく多い映画でした。
    ハッシュタグ、何度検索してみたことか。
    そして、「ああ、それは気付いてなかった」と思ったことか。
    公式本、予約されたのですね!
    確かに石に比べたら、あれですもんね。
    内容もすごく盛り沢山らしいですし、うう、私もポチろうかしら。。。
    IMAXは一度見ただけですが、やはり臨場感はありました! 良かったですよ〜。
    おっさん達の顔がどアップになりますけどね☆

    蒲田くんの可愛さ、夫もまったく理解できないそうです(笑)
    それが普通の感覚なのでしょうか。
    すると、Twitter民や私たちは(^_^;)

    そうそう、よく考えるとゴジラは「ただ歩いていた」んですよね。
    かわいそうというわけでもないですが…
    でも、音楽も本当に悲愴で美しいし…
    そもそも人間の業というか、人間が作り出したところもありますしね。
    ゴジラが何なのかというのは、一概に言えない、正解のない、複雑なところが、映画としてはいいと思うのですけど。

    キャラも、考え出すとニヤニヤが止まりません! また、セリフや服装などの細部まで、よく出来てるんですよね。あーまた見たくなってきました。

    新宿ショーに行く電車の中でこれを書いております。変な文章があったらごめんなさい。
    私も書き出したら止まりません!
    とりあえずこの辺で。
    あらためてコメありがとうございました、またショー近辺でお会いできたらお茶したいです!

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