仙台・石巻旅、地底の森ミュージアム


ラプラス湧く石巻駅。
だそうですが、駅周辺はあまり混んでなかったかも?

私はポケモンはやってないので、朝、ちょっと駅前を見ただけです。
でも、もっと海岸に近いところも見てくればよかったなーと、今は少し後悔しています。

今さらですが、石巻は市中心部の高台を除くほぼ全域が津波に襲われ、市全体で三千五百人を超える、死者・行方不明者が出ているんですね。
石巻を襲った大津波の証言1
(現地の近くでこういうのを読むのは、何ともいえないものがありました。。)

また今度ゆっくり東北旅行に行こう、と思いました。
今度は気仙沼や大船渡なども行ってみたいです(何となく)。あ、福島も。


連れがなかなか石巻から離脱しようとしないので、一人で松島、塩釜観光に。

松島の瑞巌寺は、2016年4月に七年の修理を終えて本堂が公開されてました。
ザッツ桃山文化!という感じで素晴らしかったです。これですね→正宗リアル



まだ一部工事中だったので、それが終わって、この臥龍梅が咲くころに再訪できたら、最高。


東北は紅葉がまだ綺麗でした。

松島さかな市場で牡蠣バーガーを食べ、



船のチケットについていた笹かまを、一人で黙々と焼いていたら、五大堂に行くのを忘れ、


船は片道で、塩釜まで。雨でほとんど何も見えないよ~。

松島は、さすがにこんな天気でも、かなり混んでいましたね。
船も、団体客でほとんど満席。


塩釜マリンゲートからてくてく歩いて、塩釜神社を参拝。


表参道に誰も人がいないなと思ったら、かなり段数があってキツかったです。
みんな、もっとゆるやかな横の道から七五三に来ていた。



ここも紅葉が綺麗でした。
神社はとても立派だった。

仙台に戻って、三越裏の玉澤総本店でずんだ餅を食べ、


せんだいメディアテークの建物が、おもしろい工法(?)で作られているというので、見に行こうと思ったのですが、急に気が変わって、



地底の森ミュージアムへ。

二万年前の氷河期時代の発掘現場が、そのまま保存されている博物館。

この地面は、移動してきたものではなく、まさにここに、二万年前にあった森が残されているのです。鹿のフンも落ちていたりして。

そして、森の端には二万年前に誰かが焚き火をした痕が残されています。(下の写真左の黒いところ)



焚き火の周辺には石器やそのかけらが落ちていて、彼らがここで石器を作ったり、取り替えたり、作業をしていたことが分かるのです。

また、使用痕のある石器も残されていて、大型獣を解体したのではなく、おそらくウサギくらいの獲物を切り分けたのだろうと。

彼らは大きな獲物を追って旅をしていて、二万年くらい前のある日、ここにやってきて作業し、おそらく一晩、焚き火の周りで眠ったんですね。
この場所で。
えっ何このロマン。



映画もよかったですが、上の階にある、二万年前のこのあたりの風景に、人間の映像が投影されている模型が、雰囲気あってよかったです。

4時45分で閉まるので時間がなく、庭園は見ることができなかった。


博物館は、地下鉄南北線の長町南という駅にあります。
仙台から15~20分くらいで着くんじゃないかな。

そして、仙台駅でお土産をまとめ買い!
(写真は一部)


試食させてもらった「牡蠣の潮(うしお)煮」が美味しくて~♪
まさに、素材の味。
農林水産大臣賞をもらっているそう。
石巻市の末永海産さんという会社です(仙台駅で売ってました)。
ほやの刺身も美味しかった。

珈琲工房いしかわさんのコーヒーは、いろいろな東北の地名のブレンドがあったけど、ここはやはり「石巻」で。
他にも、萩の月、ゆべし各種(土曜だったので極ゆべしも)、かもめの玉子など。

連れは、ラプラス祭りがすごく楽しかったそうです。
というより、仙石線に乗っている間からラプラスは出ていたと言ってました。
体を動かしていい気分転換になったと。

ただ、駅前はそんなに混んでいるようにも見えなかったけど、ラプラスが湧いたところは人がいっぱい集まってくるので大変だったそうです。
狭い道も多く、地元のナンバーの車が来ると、皆いそいで道を開けていたそうです(お騒がせしてほんとすみません)


石巻でもらってきたチラシ。雨でボロボロ


よかったね


牛タンよりも、この時期ははらこ飯だよ、と2chに書かれていたので、着いた日の夕飯にエスパルの「漁亭 浜や」さんで。
一度も冷凍していない鮭といくらを使っているそう、プチプチです(^^)


でも、牛タンも食べたくなったので帰りの駅弁で買ってみた。

どちらも仙台駅で買って、同じ値段だけど、やっぱり左の伊達の牛たん(地下にありました)の釜めしのほうが美味しかった。ぺらぺらじゃない。
釜めしご飯にも刻んだ牛肉が入っていて。
白いご飯で、もっと牛タンが多いお弁当もあり。


おしまい。
しかし、一日しかいなくてもったいなかった。

近いうちに、牡蠣ご飯を作ります。

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