お金、価値、「2.0」的なリンクを集めていこうかと。

今年は、「お金が、豊かさの唯一の形態ではなくなる」ということを、それぞれの言い方で述べているようなリンクを集めていこうかと思っています。




直接的な動機は、
●『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』(佐藤 航陽)



まだ読んでいないのに紹介するのも気が引けるんですが、この本が売れていると聞いたので。感想を読むかぎりでは、「資本主義」から「価値主義へ」という第三章以降が面白そうです。実際に読むと想像と違うかもしれませんが……。
「お金2.0 感想」で検索






大江千里、47歳で始めた僕の「ライフ・シフト」(東洋経済オンライン)

「バブルの頃に入ってきたお金とはケタが違う」と言いつつ、NYを拠点にジャズの曲を書き、ライブをやって稼ぐ。47歳のとき「人生は限りがある。だからやりたいことをやるために、これからの人生を使おう」という決断をした。お金によって得られる快適性も経験した上で、自分にとってその時々で、あっていいコンフォータビリティと、なくてもいいコンフォータビリティがあるということも分かってきた。……

読んでいて、とても力づけられたインタビュー。お金とお金以外の価値、そして「情熱」。人生っていいなぁ、という気分になりました……。





「もうやめにしよう」 過熱する恵方巻き廃棄問題に兵庫のスーパーが一石投じるチラシ 「かっこいい」と大反響呼ぶ(ねとらぼ)

売り上げだけではなく水産物資源について考える、というのもまた価値観の「2.0」ではないかと。





「Living Anywhere」を実現したい(孫 泰蔵)

一応このリンクを貼りましたが、週刊ダイヤモンド2018/2/10号『AI格差』P.90に載っていた話※がいいな、と。

人間は衣食住足りて豊かになり、お互いをよく知ると、奪い合いの起こらない、新しい経済の仕組み「アバンダントエコノミー(豊かな経済)」を作ることができるようになるという。

もっと気軽に、いろんな場所に住んでみる、どこでも仕事ができるようになる、という未来像はいいな、と思いました。
安価な再生可能エネルギーと自動運転が普及すると、ずいぶん変わるんじゃないでしょうか。

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※男女95人で北海道・南富良野の廃校を使って生活した実験。

昼間はそれぞれの仕事をして、夜はイベントを開いたり、お互いの知識や経験を披露。
地元の方が喜んでくれて、トウモロコシやワインを差し入れ。
近くの川では天然のニジマス、ザリガニが獲れ、
野生のブルーベリーを摘んだり、猟師さんから提供された鹿肉などもあった。
メンバーの中にシェフがいたので、それらがフランス料理に。
エンジニアや工作の得意な人が風呂の設計図を描き、工作機で製作。
小さい子どもの世話を多くの人がするようになり、お母さんも安心していた。
お金を使わない生活を送っていたので、店に行くとき全員財布を忘れてしまった。

今、日本には廃校が6000校あり、今後も増え続ける。
こうした「アバンダント(豊かさ)」を作ることができた地域に、都会に住む人が二週間や一ヵ月の間、気軽に行って生活をするのはどうか。
地元の住民にも喜ばれるし、大してお金をかけずに暮らせる(これから人口の減る日本は住む場所があり余る)。
その時々の出会いや、いろいろな土地の自然も楽しめる。
子どものいる家庭にはいい経験になる。
交通費も、今はLCCがあるので大丈夫。自分の家はAirbnbに貸してもいい。
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公園に行くと、いろいろな花が咲いていて楽しい季節になりました。
早咲きの桜?


「こういうふうになったらいいな」と思うようなニュースや記事を見つけたら、また集めていこうと思います。

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