2013年12月22日日曜日

山梨県上黒平の古い水晶 Quartz with inclusions from Japan


Quartz with unidentified inclusions
Kami-Kurobera, Yamanashi Pref., Japan (山梨県上黒平)
(Ralph Merrill collection)
20mm * 95mm

池袋ショーの私的にメインの戦利品です。
山梨県上黒平の古い水晶。

私の好みのかたち、すっと伸びた単結晶。
(来年は、母岩つきの結晶を集めようと思いますが)



表側。


裏側。

ほとんどのインクルージョンは、水晶の柱の、背面に近い部分に入っています。
それ以外の部分は透明度が高いです。
だから、表からは同じインクルージョンが、三面鏡を覗くように、三面に見えるというわけ。(一番上の写真)

裏側にはオレンジがかった黄色の小さい水晶が付いています(緑色の斑点は、結晶の内部にある)。トップに近い場所に、この小さい水晶が剥落したような、斜めの溝が。


普通に見た色は、これが一番近い。
モスグリーンと、薄い黄色。


全部の柱面で成長線。



三角形のきれいな窓があるものの、残念ながら、トップはダメージ(?)あり。


前の持ち主のコレクションカード。
あと販売店のラベルもついていました。

1977年に取得したらしいです。
番号は3406で、いったい幾つ標本をお持ちだったんですか?!
ひとつひとつに、ハトロン紙に包まれたこういう手書きのカードを作っていたのかと思うと、コレクションへの愛情を感じます。

「15.00-」っていうのが少々気になりますが、15ドルでしょうか。
1977年10月の1ドルは250円くらいだから、3750円。
まあ、今よりは物価が安かったでしょうから、五千円超というところ……。
そう考えると、値上がりしたのか(笑)。
などなど、古いラベルは楽しいです。
ちなみに、この海外ページに載っているものと同じですね。


産地について。
もっと細かい鉱山名はわからないのか?
インクルージョンから見当はつかないか?

10月の新宿で買ったコピー冊子を読んでみると、上黒平には、「向山鉱山」「水晶峠鉱山」「黒平鉱山」などがある。このあたりには、他にも「バッタリ鉱山」「乙女鉱山」「八幡山鉱山」なども。

しかし、詳しい鉱山は、よく分からなかった……。
インクルージョンが何なのか判別できないので。

緑色だから、緑色の角閃石とか緑簾石なのかな?(適当です。何の根拠もなし) 草入りというよりは、カビみたいに斑点になっていますが。
山梨県の水晶に詳しい人が見れば、すぐに分かるかもしれません?
私の次のオーナー(がいると仮定して)に渡すときまでには、調べてあげたいものですが。

2016/2/29追記)
『甲信高地 水晶の世界』を読んだところ、向山鉱床(御巣鷹山一帯に広がる)が最もありうるのかな……と思いました。詳しくは、甲府旅2参照


ちなみに、こういう長い結晶は立てたほうが綺麗と思い、今回わざわざグルーガンを買いました。


9センチ超の結晶はばっちり見応えがあります。(*^-^*)
(写真を撮り終わった後は、また寝かせてプチプチにくるんで保管しています)

グルーガンは、最初、あわててくっつけたら失敗してしまい、ぬるま湯で取り外してやり直し。でも、二回目も奥側に斜めになってしまった。最初にどういうふうにくっつけるかよーく考えてから、鉱物を押し当てないとダメですね、これ!

それに、写真の腕が悪すぎて、コンデジが勝手に調整してくれて、黒い紙が黒く映らない。
アクリル台には、作業机もしっかり映り込んでるし。
(ご愛嬌ってことで見逃してください~~。また撮り直すかも)

スイスCavaradiの水晶も撮りたいのに、どうしたらいいの。
黒い箱みたいなのに入れて撮らないとだめなのか……。


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