2018年の畑(7月)収穫シーズン到来!


夏本番ですねー。
今週はようやく連続猛暑日から少し解放されるようですが。
7月前半は、今振り返ると、まだ過ごしやすかったですね。

こんなに詳しく書くのは一年目だけかと思いますが、菜園日記の続きです。
今回は枝豆、トウモロコシの最終回。

枝豆とスイートコーンは、梅雨明け後、あっという間に収穫!
(早生の品種かもしれません)美味しかったです~。

収穫第一弾!


七月四日

梅雨明け後の晴天。
何気なく枝豆を見てみると、結構さやが膨らんでいる。
七割くらいピチピチに詰まっていて、残りは少し豆が薄い感じ。
スタッフの方に聞いたところ、もう取ってもよいと。
一度に取ると大変な量になると思ったので、半分収穫することに。


トウモロコシも、試し取りしていいと言われたので、見て回って選ぶ。


トウモロコシは熟すと、実が倒れてくる。
そして、ヒゲが茶色くなるんだけど、これはまだちょっと早い感じ。
もっと黒っぽい焦げ茶になる。


枝豆は、根元から切り取り、葉を落として持ち帰る。
何か、すごい量だった。
トウモロコシも、喜んで折り取ったまま持ち帰ったら、


ウギャ。
ぶっといアワノメイガの幼虫がヒゲに潜り込んでいた。

しかし、どこも食べられた形跡がなく、フンもなく、綺麗だった。
別の茎から移ったばかりだったのかも。
なんなんだ、君は……。
しかたない、さようなら(合掌)


細身ながら、きれいに実が入っていた。嬉しい~。

ただし、実は全体的に小粒サイズ。
写真では分からないと思うけど、缶詰のコーン粒と比べると、6~7割の大きさ。


それでもトウモロコシごはんを作って、とても甘かった~。
やっぱり、朝採りだよね!
直売所でたまに売っている贅沢品。

塩加減は白ごはん.comさんにお世話になっています♪

枝豆も、こちらのレシピを参考に、すぐ茹でました。

「採りたての枝豆、美味しいよ」と言われたけど、トウモロコシほどよく知らなかったので「へぇー」と思ってました。
しかし、本当。
採りたて、茹でたての旨さ!  豆の風味がすごくする。何だこれ。

食べきれずに、半分くらいは冷凍してしまったけど。(解凍しても美味しかったです)

収穫第二段!



七月七日

本収穫の日が来ましたよ!
西日本の豪雨がようやく明ける頃で、関東もきっと雨になると思っていたら、薄曇りの申し訳ないような収穫日和だった。
↑収穫前の枝豆と、穂を切り取ったトウモロコシ畑。
手前のソルゴー(イネ科のバンカープランツ)のほうが目立ちますが。


みんな大わらわで枝豆とトウモロコシを収穫。

これは私の区画じゃないけど、写真を撮らせてもらいました。


これが枝豆の根につく根粒菌。つぶつぶのところ。
株によって少しずつ違い、これはわりと多いほうだった(と思う。たぶん)

マメ科の根に共生して、植物に栄養を供給してくれるいいやつだけど、土が栄養豊富だと植物も菌と共生しなくてもいいので少なくなるようです。多い方がいいのか、少ない方がいいのかは、よく分かりませんが。

根粒菌を埋めると、そのまま畑の栄養になるらしいですが、今回は全部抜いて、回収。
後に植えるものが何だか知らないけど(←レジュメを読め)、あまり土が肥えていないほうがいい作物なのかもしれません。


トウモロコシは、ちょうど収穫適期。

七本採って、一度に持って帰るのが重すぎるので、あとは残しておいた。
(この日はキャリーケースで来ていた方もちらほら……賢明な判断です)


ヒゲが真っ黒くなっているのが分かるでしょうか。


畑で、生のものをかじらせてもらいました。
トウモロコシを生で食べるのは珍しい。
そのままでも甘くて美味しかった!


持って帰ったところ。
枝豆の量が結構あります。

トウモロコシは一本だけ虫に入られていましたね~。
でも、そこだけ切り取れば食べられたけど!


トウモロコシ、たった三日でしっかり太って!
三日の間には、雨の日もあり、日照はあまりなかったはずなのに、不思議。

皮つきのまま茹でます。
塩ゆでしただけの甘さに感動。(T^T)

枝豆は、三日前より、明らかにさやが全体にピチピチになって、株が少なくても豆の量が増えていました。

ただ、これは個人的な感想だけど、お昼に茹でて、冷めて夕飯に食べたとき、豆の旨味が強く残っていたのは、三日前に取ったほうかな、と。いや、でも、どちらも美味しいけど。茹でたては変わらない。
枝豆は八割くらいの実入りでとったほうが風味がいい、と本で読んだのは、こういうことかと思いました。

野菜の収穫適期というのは、ほんと数日なんですね。

最後のトウモロコシ収穫


さらに、七月十日。

いやーしょっ中、畑に行っていて忙しい。
残りのトウモロコシ、五本を収穫。
晴れの日が続いたので、少し心配だったけど、粒も硬くならず同じくらい美味しかった。
この日は虫食いも一本もなく。


なるべく立てて、持ち帰ります。
寝かせると、甘みが早く落ちるそう。

簡易クーラーバッグに入れて運んでいるんだけど、採りたてのトウモロコシは、ほんとに甘ーい匂いが充満するんです。茎から漏れてるのかな?

ちなみに粒の大きさは、三日前とほぼ変わらず。
(記事一番上の写真)
収穫適期で、これ以上は大きくならないってことでしょう。

結局、十三本採って、虫食いは三本。
うち二本は穂先にちょっと入っただけで、上を1~2センチ切り取るくらいで済んだから、まぁ、いいかと。
皮や芯に穴が開いていても、実に入る前に止まっているものが、結構ありました。
アワノメイガが本格的に活動する前に収穫を終えてよかった!!

ただ、家庭菜園で作るなら、時期をずらして八月にももう一回収穫できたらなー、と思いますが……。



そして、機械を使って切り倒された後……。
(この作業は私たちはやってませんが)


きれいさっぱり。
この後さらに、トウモロコシの根や雑草を取りました。
次は、秋冬野菜の種をまくらしい。

というわけで、枝豆とトウモロコシ、最初の種まき以来、大して何もしないのに立派に育って、ありがたいことです。
まあ、もともとの土づくりと、天候のおかげですが。

しかし、枝豆なんて、とくに勝手に育った印象。
そんなことないんだろうけど(注意)、みんな、庭に枝豆まけばいいよ! とか思ってしまいました。


(枝豆の注意点♪)
雑草に負けやすいので、マルチなどで抑制し、種まきの後だけは鳥に食べられないように工夫(被覆、または夜に播くとか、ペットボトルの上半分を切り取って被せるとか)する必要がある。湿気が多いと、ナメクジやカメムシがつく。開花の前後に雨が降らないと実が入らないので、水をやる必要がある。もちろん、日当たりもいる。土が痩せているとできないの? いや、根粒菌がいればできるの?
……だから、どんな空き地でも出来るというわけではないけど、条件がそろえば多少放置でもできるのでは。田んぼの畦に植えられたりするものね~。


お読みいただきありがとうございました。

ではまた!

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