文学フリマに行ってみました

感想が遅くなりましたが、11月4日に東京流通センター駅で開催されていた、
第十七回文学フリマに初めて行ってみました。


会場の隣で別のイベントが開催されていて、何となく行列に入ってしまった私と晴海さん。
入場料を払う前にかろうじて気がついて脱出できました。(おかしいと思ったのよ! あんな若い女の子ばかりで) 文学フリマは入場無料です。



会場は2フロアに別れていて、通路が広くて歩きやすかったです。
つまり、あまり混雑していないともいえます(笑)。
サークルはジャンルごとにまとめられています。
2階エレベーター前に見本が沢山置かれているので、最初にチェックするといいかもしれません。


小説講座の友だち、山田さんのブースにご挨拶。その後、二回くらい立ち寄って長い立ち話をしました。新刊もいただきました(ありがとうございます!)

戦利品は↓↓↓(写真は、晴海さんと二人分です)
ん~~~~~、かなり無難な買い物になってしまった? かも?

初めてだったので、とにかく「編集・製本が美しいもの」、「内容が濃くてコストパフォーマンスがよさそうなもの」ばかり選んでしまいました。


『仕事文脈vol.3 女と仕事』、『genkai vol.3 伊藤計劃以後』から読み始めて、まだ数冊しか読んでいないのですが、特に後者はポストヒューマンの知らないSF作品を挙げてもらって有意義でした。90年代生まれ男子高校生の日本と世界の未来観なども面白かったです。

『“強制節電作戦”発動!』は、震災のときの首都圏の鉄道各社の対応、節電ダイヤなどについて詳細にまとめた、まさに「誰得」の一冊(^^) 鉄道関係は、青春18きっぷに関する濃い本があったら欲しかったんですが見つかりませんでした。

最も感動したのは、「カオスカオスブックス」さんの美しい本たち。
『アバカス』は、CDのような正方形の青い表紙に、イエローの帯がかかり、中身はフルカラー、挿絵のアートが美しく、文章も良くて……。もう一冊の新刊も、ページを傾けると小口に二種類の絵が浮かび上がるという超絶な凝りよう!

うあ~~!! 紙の本を作るなら、一度くらいこういうものを作ってみたいものだ、と密かに思いました(おそろしく高望みですが)。喫茶店で晴海さんに読ませてもらってすごくいいので、「次はここで買い込むぞ!」と(笑)。

いろいろと刺激になりました。
離脱後の喫茶店での放談も含めて、11時~4時過ぎまで、がっつり楽しみました。

私もいつか出てみたいですが、今のところコンテンツもないので(笑)、当分ないです。少なくとも一年以内は無理。でも、お客としては、また行ってみたいです。
今年は逃してしまったけど、神保町ブックフェアも、京極(夏彦)先生が売り子されてたんですって?

(追記)ブースによってはグッズも売られているんですが、一箇所だけ「十勝石(黒曜石)」の小石と磨きセットが売られていました。なぜ十勝石……(^-^)?

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