憲法の本を読みます

この記事(ルチルクォーツ原石)のころ、長谷部先生の本を読もうかな、と書きながら、興味がない本というのなかなか手に取れないもので、秋になってしまいました。


しかし、今週あたりからまた興味が出てきたので、家の中からかき集めたり、買ったりしました。

難易度順に並べると、こんな感じ。

①『憲法と平和を問いなおす』(長谷部恭男)  教養課程・大学1年生程度

②『自由と国家』(樋口陽一) 教養課程・大学1年生程度

③『憲法とは何か』(長谷部恭男)  教養課程・大学2年生程度
→これは読んだことがあるはずだが、中身を見たらさっぱり覚えていない。

(④法学部に進んだ場合は、この段階に、ふつうの『憲法学』の教科書が入るらしい)

⑤『比較不能な価値の迷路』(長谷部恭男) 法学部の大学3,4年生程度
→ここまでは、たどり着けないのではないか……。
何やら文学的なタイトルである。

⑥番外 『検証・安保法案 どこが憲法違反か
→法案全文が載っていて、政府見解と、それに対する意見が書かれているので選びました。


ふわっとした話(Woolly thinking)ではなく、論理的で、詳細な話が知りたいです。



その通りだと思いました。


で、結局、自分で知りたいのは……、

1.憲法とは何か、ってそりゃそうだ

2.なぜ、憲法学者の大多数(憲法学で評価されている人)、元最高裁長官、元最高裁判事、内閣法制局長官から最高裁判事になった人(現役)が、「違憲」「違憲の疑いあり」でこれほどまでに一致するのか。賛成派の一部までもが「憲法改正をするのが筋だった」と発言するのか。一体どの部分がどういうふうにそう評価されているのか。

3.世論調査では「審議が尽くされていない」が多数(NHK53%からTBS世論調査83%まで)を占め※、私自身もモヤモヤとそうだろうな、と感じているけど、その自分の気持ちは根拠のある、論理的なものなのか。あれだけ時間をかけて「議論が尽くされていない」、明確になっていないというのは、一体どの部分なのか。
※これはふわっとした話ではなくデータです。

知的な好奇心が生まれたのが今のタイミングなのだから仕方ありません。(汗)

でも、何事も遅いということはないはず!

人気の投稿